Titanium もくもく会 #1 お疲れさまでした。
atndページ:http://atnd.org/events/31626
スライド:http://www.slideshare.net/KazuakiKonno/titanium-meetuptokyo01
おかげさまで無事Titanium もくもく会 #1を実施することができました。
参加された皆さん、お疲れさまでした.そして、快く場所を提供してくださったパソナテックさん本当にありがとうございました。
気付いてみれば、最後のMeetup Tokyoから5ヶ月以上も経っていました。
久しぶりのTitanium仲間との集まりは楽しかった〜。
仕事でTitanium Mobileを使っている人リスト
タイトルの通り、仕事でTitanium Mobileを使っている人リスト(非公式)を作ってみました。(https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0ArIeTcCtDsqYdHFmcDA5N3FtbFBEbHBCVENHSU1MUVE#gid=0)
既に登録いただいた皆さん、ありがとうございます!
どなたでも編集できるので、もし使っている事を公言しても良い方は是非リストに追加してください。Twitter IDだけでも構いませんのでお気軽に。
さて、何故今回私がこんなリストを作ったのかと言うと、将来的に日本版DevLinkページを作りたいからです。Appcelerator社のデベロッパサイトにDevLinkページがありますが、どうしても英語オンリーな世界です。ここに名前を載せることは良いですが、ローカル版があった方が直接ビジネスにも繋がる機会も増えるのではないでしょうか?
ローカル版DevLinkページがあったら、Titanium Mobileを使ったアプリを作ってもらいたい側にとっても、請け負う側にもメリットがあるはずです。Titanium Mobileによるビジネスが増えて行けば、比例してそれで食べて行けるプロも増えて行くことでしょう。
今Titanium Mobileが注目されている開発ツールであることは誰の目にも明白です。そして多くの人達が期待に夢を膨らませてTitanium Mobileを触り始めていることでしょう。具体的な数は分かりませんが、国内の初心者ユーザーは相当数いるのではないでしょうか?
では彼らの目標は何でしょう?趣味ですか?新しい技術への興味など様々でしょうが、最終的には仕事になったら嬉しいですよね?
私はプロが育たない技術はそのうちに輝きを失うと考えています。
そうならないためにも、食べて行ける技術になって欲しい。そしてプロが増えれば益々Titanium Mobile界隈は盛り上がると思います。
今ではSDKの安定度も増し、環境は整ってきています。もしまだ仕事で使っていないのなら、是非使ってみてください。
あのリストを見て、少ないと思ったあなたは参入のチャンスです!
始めたばかりの人なら、少なくても仕事でちゃんと使っている人がいるんだと希望を持つ事もできるかもしれません。
皆さんはどう感じましたか?
※Appcの日本支社ができた暁には、オフィシャルリストに格上げしてもらい。
【オリジナルのAndroidManifest.xmlでカスタマイズ】タイトルバーを非表示にする方法
いつもiPhoneばかりなので、今回はAndroidのTipsです。
題名の通り、オリジナルのAndroidManifest.xmlをカスタマイズして、タイトルバーを非表示にする方法を紹介します。
TitaniumのTipsと言うより、AndriodのTipsをそのまま利用するだけとも言えます。知っておくと重宝します。
早速以下に例を紹介します。
◆Titanium Studioで新規プロジェクトを作成します。
◆プロジェクトを作成したら、一旦ビルドをしてください。
Androidエミュレータで確認しても良いですが、時間がかかるので私は実機を繋ぐか、TiSahdowを使います。
◆一度でもビルドすると、プロジェクトフォルダにbuildディレクトリができあがります。この中のAndroidフォルダを開くと、AndroidManifest.xmlが見つかります。
◆次ぎにプロジェクトフォルダの階層にplatform/androidフォルダを作成します。
そして、ここに先ほど見つけたbuild/android/AndroidManifest.xmlファイルをコピーします。
◆いよいよAndroidManifest.xmlを編集します。
今回は、アプリケーション全体でタイトルバーを非表示にしたいので、
元が以下のようになっています。
<application android:debuggable="false" android:icon="@drawable/appicon" android:label="androtest1" android:name="Androtest1Application">
上記にタイトルバー非表示の設定を追加します。(横にスクロールしてください。)
<application android:debuggable="false" android:icon="@drawable/appicon" android:label="androtest1" android:name="Androtest1Application" android:theme="@android:style/Theme.Light.NoTitleBar">
いかがでしょう?たったこれだけでタイトルバーを非表示することが可能です。
Androidのタイトルバーは端末によって背景色が変わってくるため、アプリのイメージが変わって見える場合があります。
それだったら、タイトルバーを非表示するのも1つの解決策かもしれません。
もしも、通知バーまで非表示にしたい場合は、「Theme.Light.NoTitleBar.Fullscreen」とすればフルスクリーン表示になります。
今回作成したオリジナルのAndroidManifest.xmlでは、他にも様々なカスタマイズが可能です。Androidネイティブの書籍などを参考にカスタマイズにチャレンジしてみてください。
参考:http://developer.android.com/guide/topics/ui/themes.html
追記:タイトルバーを消す方法は、http://ti.masuidrive.jp/topic.php?id=160 にあるように、TitaniumのAPIにある、navBarHiddenやtiapp.xmlでの設定などで簡単に実現することが可能です。
今回のTipsはAndroidManifest.xmlのカスタマイズをメインにしたと言うことでご理解ください。
TitaniumのAPIがあるので無意味とも言えるんですけどね(汗。知っておくと、何かの時に応用が効くと思います。(きっとw)
Appcelerator Cloud Service テストアプリ(ACS版KitchenSink)を試す
先ほど行われたWebinarを見ていて、ACS(Appcelerator Cloud Servce)のテストアプリがTitanium Mobile SDKの中に入っている事を知りました。そこで早速自分の環境でも動かしてみることにしました。
ACSテストアプリのありかはココです!
特にそんな情報公開されていなかったので、普通の人は知らないですよね(汗。
◆Titanium Mobile SDKはシステムのルートに作成されている場合
/Library/Application Support/Titanium/modules/commonjs/ticloud/2.0.1/
◆ホームディレクトリ以下の場合
~/ホームディレクトリ/Library/Application Support/Titanium/modules/commonjs/ticloud/2.0.1/
2.0.1のフォルダを開くと、以下のようにexampleというフォルダがあります。これがACSテストアプリです。つまりACS版KitchenSinkです。
このアプリを動かしてみたいと思います。
しかし、Titanium StudioでImportしようとしてもできません。きっと次のバージョンくらいにはもっと使いやすくしてくれることを勝手に期待してます!
tiapp.xmlも無いし、manifestファイルも自分のものと違うので、新規プロジェクトを作成してそこにこのアプリを放り込むことにします。
1. Titanium Mobile Projectを選択します。
2. 新規プロジェクトを作成します。この時自動的にcloud-enableになるようチェックボックスにチェックが入っていることを確認します。(デフォルトでチェックされているはずです。)
3. Finishボタンを押すとプロジェクトが作成されます。
4. 次に先ほどのサンプルアプリの中身を移します。exampleフォルダの中身をACStestプロジェクトのResoucesフォルダにドラッグ&ドロップしてコピーします。
5. ドラッグ&ドロップすると、以下のダイアログが表示されます。「Copy files and folders」が選ばれた状態でOKボタンを押すと、コピーされます。
6. 次に1つ上の階層にあるti.cloud.jsとpackage.jsonファイルもResoucesフォルダにコピーします。
さぁ、これで準備完了です。iPhoneでもAndroidでも構いませんので、動かしてみてください。
そして、こんな感じで起動できましたー。
皆さんも是非試してみてください!
でももう少しすると、ちゃんとサンプルコーナーに置いてくれるようなので、それまで待てる方はお待ちください。
Titanium Mobile 2.0.1GAリリースノート
取り急ぎインデックスだけ〜。
リリースノート
Titanium Mobile 2.0.1GA - 4/17/2012
- リリースについて
- 更新内容
- レイアウトシステムアップデート
- ViewタイプとAutoのふるまい
- バッチレイアウトアップデート
- サイズとポジション、旧レイアウトイベントのコントロール
- ユニバーサルユニットのサポート
- Androidのふるまい
- iOSレイアウト変更
- Mobile Webレイアウト
- Appceleratorクラウドサービスのサポート
- Mobile Webプラットフォームリリース候補
- Android位置情報対応の強化
- Module API
- レイアウトシステムアップデート
- 既知の問題
- Androidプラットフォームの修正及び強化
- iOSプラットフォームの修正及び強化
- Xcode4.3の利用
- Mobile Webプラットフォームの修正と強化
- ドキュメントの修正と強化
Titanium 2.0 に向けての心の準備
[ UIレイアウトシステムの変更 ]
上の画像は間もなくリリースされるTitanium 2.0とそれ以前のUIレイアウトシステムのbehaviorとの比較です。ぱっと見ただけでこれだの違いが出ます。
ストア向けに出しているアプリで2.0を利用する場合は、十分検証が必要です。ご注意ください。
UI周りが2.0から変更。autoの扱いも変わってるので注意。 #TitaniumJP appcel.us/1iLHhP変更についてのwikiは必読!wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
2.0のレイアウト変更は単にautoの扱いが変わったと言うレベルではなく、レイアウト構造が変わったので単純に2.0でビルドすると問題になるかもしれないの要注意。何だかcssの差異を見てるような気がしてしまう。 #TitaniumJPwiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
2.0のUI周りの変更で最も気になるのがバッチレイアウトアップデート。複数のレイアウト変更がシングルレイアウトサイクルで更新されるらしい。これによりパフォーマンスがアップするようだ。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
これまでtop,left,heightなどレイアウト変更する度にレイアウトサイクルが動いていたそうだ。なので、これまで何度もこの処理が実行されていてパフォーマンスに影響が出ていたらしい。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
2.0でマルチレイアウトサイクルからシングルレイアウトサイクルへ! #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
2.0のUIコンポーネント変更への対応策として、iOSにおいては、取り急ぎautoやwidth未設定はやめてサイズを指定すること。でもwikiのbehaviorなど良く見て、早めにUI設計し直した方が良い。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
デザイン重視で独自にViewController的なものを作っている場合だと影響大きいと思うよ。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
Androidでのautoのbehaviorは基本変わらないらしいけど、autoはやめた方が良いそうだ。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
2.0ではAndroid/iOS/MobileWebにおいて単位別に値を設定できるようなる。単位を指定しないとAndroidはpx, iOS及びMobileWebはdipがデフォルト。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
Androidで、1DIPは160DPIディスプレイの1ピクセルに該当する。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
iPhoneで1DIPは非Retinaで1ピクセル、Retinaで2ピクセルに該当する。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
いろいろツイートしたけど、凝ったデザインしていなければ、autoをやめればそれほど問題にならないんじゃないかな。 #titaniumjp wiki.appcelerator.org/display/guides…
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
まだ未確認だけど、Batch Layout update機能は、Tableviewでダイナミックに表示する場合のレイアウトサイクルで違いが出てくるような気がする。 #titaniumjp
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 14, 2012
[ UDIDの扱いの変更 ]
2.0ではUDIDを止めてアプリインストール時にランダム値を生成してユニークIDとして使用する仕様に変更。 #tianiumjp DevCenter Blog Post: UDID Changes for 2.0 appcel.us/1iK7E9
— kazuaki konnoさん (@kaz_konno) 4月 13, 2012